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投資顧問・別府孝男の株の話

1回目で「買いは必ず証券会社を経由しなければならない」を原則に基本を学習。
2回目では、価格表を見ながら、出来高がどのように増加しているかのポイントを学習。

今回3回目では、出来高増加のポイントが理解できたところで、チャートを見ていただきながら、どのレベルの値位置が良いのかをご覧になって頂きます。
こちらをクリックしますと6378東1木村化の価格表とチャートがあります。 

価格表の中の6月14日の出来高は、39万9千4百株6月15日の出来高は、53万7千3百株で通常の出来高です。 復習になりますが、通常の出来高をまず把握してください。
把握しましたら、次に出来高が急増しているところを探します。
6月18日の出来高は、275万1千9百株と4倍の出来高ができております。理由は、わからなくても良く、出来高が増加したと言うことは、買いが入った時点を探し当てれば良いわけです。
このときの注意点は、後でまとめますが、とりあえず、ここでは出来高が急増したと言う事実を見つけ出した事だけを大切にしましょう。
この価格表で、目立つ急増した個所は、6月26日の出来高の132万4百株翌日6月27日の出来高の727万6千9百株ですね。
さあ、ここまで把握しましたら、あとは、この出来高ができた位置の株価、いわゆる株価水準がどの位置にいるのかを見れば良いわけです。私は、某投資関係者(個人でも・機関投資家でも・仕手でも)が理由はともかく買いを入れたという事実があればよいわけで、上がるか下がるかは、二の次で、大切な事は、この買いを入れた水準が「高いか安い位置なのか」の見極める事の方が重要と考えております。
そうしますと、一つの規則の約束事を皆さんといたしましょう。
出来高が急増した時の株価の位置が1:株価水準が安い位置で出来高が増加した場合は、4本値(始値・高値・安値・終値)の安値で買いを入れていると解釈する事。例えば、6月18日の出来高急増日では、「安値の703円近辺で買いを入れている」と仮定して株価位置を見ます。
6月26日でしたら、安値672円近辺、6月27日でしたら、安値740円近辺と言うように、上記の安値を目安に「買いが入ったんだ」と理解しこの水準からの動きを見ればよいわけです。
反対に、2:株価水準が高い位置で出来高が増加した場合は、4本値(始値・高値・安値・終値)の高値で売却している買いを入れていると解釈する事。
この2つの考え方は、買い入れただろうと見られる株価水準は、4本値の安値を基準にする事。売却しただろうと見られる株価水準は、4本値の高値を基準にする事。
この事を基本に次に進みます。今は、買いについて学んでおりますので、1を基にお話しをします。出来高ができた事が確認すれば、あとは株価のレベル、つまり、値位置が安い位置か、高い位置かを確認すればよいだけです。
(再度、6378東1木村化の価格表とチャートをご覧ください)いろいろ書いてありますが、「下値が揃い横ばいと」書いてあります所を見てください。
数日間下値がそろっておりますね。このような形のように、買いを入れたと見られる水準が「落ち着いているレベル」であるかを確認すればよいわけです。

まとめますと、
1.出来高の急増したところを見つける事。
2.出来高が急増しました日の株価の位置が高く無く、値位置(株価水準)が良いレベルなのかを確認し、買いを出動するように心がけてください。

次回は、このレベルで買いの出発が理解したとしまして、もう少し、注意事項と株価が動揺した時の対処方法を説明していきます。
by beppu600 | 2008-01-29 17:25 | 実践に役立てるために