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投資顧問・別府孝男の株の話

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「何日も下落している銘柄に目をつけ、大きな出来高が出来た為、ここが買いと思い買った」が、再度下落してしまったケースの中で、

2:このケースを見た上で、さらに下落した時の買いのタイミング
3:このケースを見た上で、2のタイミングで買いを入れた場合の売りの水準について説明していきます。

まず2.のケースですが、下記のことを注意してください。

a:まず、大商いが出来た日の安値または、大引けけ値を確認する。
b:aで確認しました株価が上場した時の売りのレベルになります。
c:その為、aの株価水準までの利益がどのくらいなのかを計算に入れ、自分が最低の利益が得たい幅に達しするレベルを事前に調べ、その価格で買いを入れるようにする事です。
d:cのレベルを見つける方法として、過去を見て反発が入ったレベルをチャートで探してください。まず、日足で探し、下限のレベルがない場合は週足、それでもない場合は、月足の順で、下値のレベルを探す事。
e:過去(週足)を見て下限がその見た範囲で割っていた場合は、原則として、そのレベルで買いを入れる。
f:今回取り上げたケースの場合、業績の修正、また、一時的なスキャンダルが要因ですが、業績については、黒字幅縮小の場合は、逆張り。
g:黒字から、赤字転落の時の下落は、下落している時は、様子見。
h:gで様子にしてから、下値が固まってからなるべく下値近辺で買い。
i:また、下落最中は、様子見し、反発してから買い。

以上を注意し行なってください。

次に、3:「このケースを見た上で、2のタイミングで買いを入れた場合の売りの水準」ですが、2で申したレベルで買いを入れた場合、2-bで申しましたように出来高が出来た日の終値近辺が売り場の原則になります。

本日の教訓
1.買いを入れる時は、常に売り水準がどのレベルのかを調べてから、買いの水準を決める事。(シコリがどこレベルかを調べる。)

※大量出来高は、絶好の仕込み玉でもあり、シコリ玉にも変身する。
by beppu600 | 2007-07-20 18:15 | 自分自身の腕を磨く